body(体) mind(心) spirit(魂)・・・全人的看護をめざして

ごあいさつ

会長ご挨拶

小板橋喜久代(京都橘大学看護学部)

 今、このスペースにおいでいただいた皆さん自身を取り巻く周囲の環境は、どのようなものでしょうか。安心な、心地良い、包まれている、支えられている・・・それとも、不安定な、いらいらした、何ともいえない・・・・と、表現されるような感じがしているでしょうか。

 依存性・攻撃性・イマジネーションの脆弱さと無関心さ・・・否定的な要素をリストしていったらきりがありませんが、私たちにとって最も必要なもの、こと、についてもう一度見直してみたい。一人ひとりが、真に癒されているという感覚をしっかりと持つことのできる場や関わりを共有していくことについて考えていきたい、そんな気持ちでこの研究会を立ち上げたのです。

 ホリスティックの語源を尋ねてみると、Whole・health・heal・holyなどとの関連があることが分かります。医療・看護を取り巻く臨床の場では、多くの人々がホリスティックな癒しを求めています。その中には、実務者である医療者自身も含まれています。ホリスティックナーシングを考えることは、自分と自分の周りの大切な人々の生活の質、生命の全機性を考えることでもあります。

 知識を高め、技術を探求し、信念と責任のある活動を推進できる実践家として、自分自身を磨いていくことが欠かせません。できるなら共に育ち育て合えることが、ホリスティックな循環と持続性を引き出すことにつながっていくものといえるでしょう。そうすることで自ずと社会に寄与する活動を展開していく力のある人々の手と手が繋がり合い、結びあわされていくと願っております。

 今からの時間を、ホリスティックナーシングについて共に考えていきましょう。

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